Entr'acte

Entr'acte

http://vimeo.com/31637600
The Greatest Moment In The Life Of A Radish
from Wesley Rickert
IRRATIONAL CINEMA by Wesley Rickert.
The abstract characters of Science, Freedom and Labour bask in warm existential sunshine and confront the vague alienation of summers spent in Canada. Filmed during the summer of 2011 with locations in Toronto, Canada, Tobermory ON, Montreal QC, & Oka QC. Performances by Sister Sir-Real, Art Szombathy and Wesley Rickert. Audio recording by the 253469 electronic noise orchestra and special guest vocalist Amber Scott.
Happily this work was featured in Artgrease Episode #635 of "Artgrease", "Poetry, Dance, Tigers, and Radishes", March 18, 2013, -a public cable television acess program for Buffalo & Philedelphia, USA
Toronto, Canada, 2011, HD 24p digital film format, (15 minutes)
distributed by 253469
"an umbrella without the hat"
253469.com/
(This work is available for sale as a 16mm print & licensing is available for public exhibition or broadcast,
© 2011, © 2013 Wesley Rickert)

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Entr'acte

ルネ・クレール(René Clair 1895-1981)の1924年の22minショートフィルム「Entr'acte (1924)」は、彼の最初の純粋なダダイスト・ムーヴィで、その虚無と既成の秩序や常識に対する否定、攻撃、破壊といった思想はマルセル・デュシャン&マン・レイのカメオ出演によって増強される。そのアヴァンギャルドな無声映画は、Jean Börlin, Inge Frïss, Francis Picabiaなどの身なりのよい人たちがスローモーションに飛ぶ瞬間が連結されたストップモーション・アニメーションから始まる都市風景を描く22分間のナッツ味の映画撮影法が続く。
上下逆さま、膨張する頭の人形、バレリーナの足の下から撮られたずんぐりパンティー、奇妙なラクダに引かれた霊柩車、どたばた喜劇、その追求はmotorers(サイクリスト)のようにますます超現実的になり飛行機やジェットコースターは目に見えていたものが突然消える蘇生と魔法の追跡を連結する。焦点がずれたこの無意味な逃走したモードと、ルネ・クレールのずば抜けたユーモアセンスこそが、Entr'acteレーベルのコンテンポラリー・モダン・ミュージックの多くにみられる狙いどころであり、レーベルコンセプトだろう、と、勝手に思い込んでいる。
entr'acteという言葉の起源は、幕間、ステージ・カーテンに起因した言葉で、幕間中に閉じたカーテンの前に、劇的なアクションを停止させないほどの時間を満たす、1つの行為のムードから次のものまで推移する。コンテンポラリー・モダン・ミュージックを横断するEntr'acteレーベル表出の意味とは、深読みすれば、閉じられたカーテンの時代の閉塞したこのいまの音楽シーンから次の時代への新しい音楽への橋を架けることを意味する。
http://entracte.co.uk/home

http://vimeo.com/69368392
Entr'acte (Rene Clair, 1924)
from Andy Birtwistle

Various ‎– Voices Of Dada

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1 Hans Arp Dada-Sprüche 3:112 Richard Huelsenbeck Interview 19:51
3 Richard Huelsenbeck Phantastische Gebete 4:084 Marcel Duchamp Interview #1 11:05
5 Kurt Schwitters Die Sonate In Urlauten 3:266 Marcel Duchamp A L'Infinitif 4:03
7 Tristan Tzara Pour Compte 1:068 Marcel Duchamp Interview #2 21:17
9 Kurt Schwitters An Anna Blume 1:5810 Raoul Hausmann Bbb + Fsmbw 1:11
11 Raoul Hausmann Kp'Eporium 0:47

LTM ‎– LTMCD 2424
CD, Compilation
UK
Released: May 2006
Non-Music
Interview, Spoken Word

Features interviews and phonetic poetry by six key figures of the celebrated Dada movement (1916-1923)

Track 1 was previously released on Hans Arp Liest Hans Arp
Tracks 3 and 6 were previously released on Aspen 5 + 6
Tracks 4 and 8 were previously released on Interviews
Tracks 5 and 7 were previously released on Lunapark 0,10
Tracks 10 and 11 were previously released on Poèmes Phonétiques

Richard Huelsenbeck
An important member of the German branch of the Dada art movement, Richard Huelsenbeck (April 23, 1892 - April 30, 1974) was a poet, writer and drummer born in Frankenau, Germany. He was the editor of the Dada Almanach, and wrote Dada Sieght, En Avant Dada and other Dadaist works.

ダダの音声は金切り声を上げない。ダダイスト・ムーヴメントの最も影響力のあるMarcel Duchamp、Kurt Schwitters、Richard Huelsenbeck、Hans Arp、Tristan Tzara、Raul Hausmannたちの音声。このディスクは、ダダイスト・ムーヴメントの重要なインタビュー、音声詩などをコンパイルしたもの。ウィキペディアによると「ダダイスム(Dadaïsme)とは、1910年代半ばに起こった芸術思想・芸術運動のことで、ダダイズム、あるいは単にダダとも呼ばれる。第一次世界大戦に対する抵抗やそれによってもたらされた虚無を根底に持っており、既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を大きな特徴とする。ダダイスムに属する芸術家たちをダダイストとよぶ」とある。

グリッチ以後のraster-noton、Modal Analysis、Modern Love、Downwords、Stroboscopic Artefacts、PAN、Edithion Megoなどの、インダストリアル+クラブミュージック+ロック+ノイズ+現代音楽などがアロイング ( Alloying / 合金、混合物 ) された現在進行形の尖端音楽を、ドローンやダークアンビエント、インダストリアルなどよりも、もっと適切な2010年代音楽を特徴付ける大きな括りを表現する造語/言葉がないものかと、思いをずっと巡らしていた。ポストモダンはもう使い古しているし、オルターモダンというのもちょっと違うし、、、。
2010年代音楽をコンテンポラリー・モダン・ミュージック(Contemporary - modern music)と呼ぶのはどうだろうか?” 時代を共にする。con-+tempus「時間」「同時代」の、「モダーン」現代的であること、今風でしゃれていること、また、そのさま ”。こうした音楽を現代音楽の文脈に組み込む(組み込まれる?)ことだけは避けたいし、それは感覚的に許容できないし間違っている。コンテンポラリー・ モダン・ ミュージックの起源はどこにあるのだろう? おそらく近代化との文化的な若返りの移送手続きだった1909年2月5日にルフィガロで宣言されたイタリアの詩人フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティの未来派宣言から始まったもので、それはイタリア未来派ルイジ・ルッソロの騒音発生器「イントナルモーリ」による「都市の目覚め」(1914年)や、F・T・マリネッティやプラテッラに波及し、芸術の古い定義や普遍性を拒否し、その拒絶反応から生まれたAnti-Art、Anti-Musicの1914年のダダ運動の、マルセル・デュシャンやクルト・シュヴィッタース、トリスタン・ツァラの音声詩まで継承された……、ミゲル・モリーナとレオポルド・アミーゴにより再構成されたロシアの前衛芸術「 Baku: Symphony Of Sirens - Sound Experiments In The Russian ssian Avant Garde ( バクー:シンフォニー・オブ・サイレンス/ソビエト・アヴァンギャルドのサウンド・エクスペリメンツ・イン・ザ・ロシアン・アヴァンギャルド ) という1908年から1942年までの27の音楽キーワードが収録された72 Pの小冊子付きの2枚組CDがある。当時から70年代後半のポストパンク、そして現在まで、これほど多くのミュージシャンがなぜモダニズム芸術の攻撃と美と偶像破壊のアイコンや前衛のイメージやアイデアを襲撃してきたのだろうか。" Baku " のテキストでアンディ・ウィルソンは「 何といって今日のラジカルなソニックが、……… 祖先を持っていることを思い出されて価値がある 」と書いている。未来は宣言から1世紀経った今、いつの間にか音楽の本流から差別され除け者にされてきた尖端音楽の、処理対象となる情報以外の不要な情報だと言われ続けてきたノイズ、雑音(ざつおん)噪音(そうおん) にも、永い歴史が刻まれ、正統な文脈が構築され始めた、このことの意味は重い。その " The Art Of Noises " の文脈をぼくはコンテンポラリー・モダン・ミュージックと呼ぶ ( Contemporary Modern Music /「0g02」より抜粋 ) 。

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